自分の体臭が気になってしまう!足汗とワキガは関係ある?

体臭がキツイとワキガではないかと心配になりますが、足汗が多かったり足の臭いがキツイのもワキガ体質によるものなのでしょうか。足汗とワキガの関係について調べてみました。

 

ワキガと足汗の臭いは別の原因によるもの

一般的にワキガとは、アポクリン腺から分泌される汗が原因で独得の臭いが発生する体質のことを言います。

 

これに対して、運動してたくさん汗をかいたから汗臭い、一日中履いた靴を脱いだら足が臭いといった状態はワキガ体質でなくても、誰にでもある現象です。

 

人の汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺がありますが、ワキガの原因と言われるアポクリン腺はワキや耳の中など特定の部位のみに分布する汗腺で、分泌される汗は脂質やタンパク質を多く含んでいます。

 

汗自体は無臭ですがこれらの成分を皮膚の表面に生息する細菌が分解することにより、ワキガ独特の臭いが発生します。

 

アポクリン腺が分布する位置や量は、遺伝的に決まっており、日本人ではワキガ体質になる程度のアポクリン腺を持っているのは、全体の1割程度と言われています。

 

これに対して、汗臭さや足の臭いの原因となるエクリン腺の汗はほとんどが水分で、残りは塩分などのミネラルや乳酸などです。エクリン腺は全身のほとんどの部分に存在しており、体温調節のために、ほぼ全ての人が持っています。

 

汗自体は無臭ですが、汗をかいて湿度が高くなった体表面に増殖した細菌が、垢などの古い角質や皮脂を分解することで、体臭を発生させます。

 

体臭対策には肌を清潔に保つことが大切

ワキガとその他の体臭が発生する原因にはこのような違いがあるため、足が臭いからワキガだということは一概には言えません。また、アポクリン腺を持っていても、汗腺の活動が活発でないと、ワキガもほとんど臭いません。

 

ただし、アポクリン腺の活動が活発で、かつ新陳代謝がよく汗をたくさんかく人は、ワキガ臭と汗臭さ、足の臭いの両方が発生していることがあります。

 

いずれにしても、汗をかいたらこまめに拭いたり、吸湿性の良い靴下や靴の中敷きを利用して足の通気性をよくしておくなど、日頃からケアしておくと良いでしょう。

 

まとめ

ワキガと足汗は原因となる汗の成分が異なるため、ワキガ体質だからといって必ずしも足汗が多くなるわけではありません。いずれの体臭対策としても、汗をかいたらこまめに拭いたり、垢や余分な皮脂を溜めないようにして皮膚表面を清潔に保つことが大切です。